この分野は、モノを作るという視点ではなく、自身のアイデアを具体化するのに、ある空間を主題とする表現です。空間は広かったり狭かったり、美術館のように特別性があったり、それはもう様々な場をさします。例えば、大学の裏山のツリーハウスを耳の蝸牛に喩え自身の聴こえを表現したり、光で空間を彩ったり、日常空間に突如バレリーナが踊ることで異空間を作り出す…ということも。また、実空間でなくても3DCGで空間表現ができます。アイデアをカタチあるモノに落とし込むだけでなく、その空間の特性を活かした表現を追求します。